理事・管理

メリットばかりじゃない!宅配ボックスの使用で起こりうるトラブルは?

2020.06.17
メリットばかりじゃない!宅配ボックスの使用で起こりうるトラブルは?

不在でも荷物が受け取れる便利さから人気の宅配ボックス。しかし、配達員から直接受け取るわけではないからこそ、起きてしまうトラブルもあります。

この記事では、そんな宅配ボックスのトラブル例や解決法を紹介。ぜひ、事前にできる対策として参考にしてみてください。

宅配ボックスのなかでも「ダイヤル式」が特にトラブルが起きやすい

ダイヤル式

宅配ボックスには「ダイヤル式」と「電子式」の2種類があります。ダイヤル式は配達員が荷物を入れるたびに、暗証番号を設定するタイプ。通常時は施錠されておらず、メールボックスに投函された配達通知書で居住者に暗証番号を知らせます。

ダイヤルでロックするために電気代もかからず、電子式に比べると導入コストも比較的安価といえるでしょう。ただ、配達通知書に記載してある暗証番号が間違っていて解錠できないなどのトラブルが発生しやすく、毎回異なる暗証番号で解錠するといった手間もかかります。

一方で電子式は配達員が操作パネルを使って宅配ボックスに配送物を入れ、居住者が保有しているカードキーや暗証番号などで解錠して荷物を受け取るタイプ。機械の指示に従って操作するだけでなので、比較的トラブルが起こりにくく、セキュリティ面においても優れているといえます。とはいえ、ダイヤル式と比べると導入コストがかかるでしょう。

事前に知っておきたいトラブル例と解決法

宅配ボックスのトラブルは、最終的には管理員や管理会社に問い合わせることになるかと思います。ただあらかじめトラブル事例を確認しておくことで、事前に対策できることもあるでしょう。

ここでは改めて、宅配ボックスで起こりうるトラブル例とその解決方法を紹介していきます。

【トラブル1】暗証番号がわからない・間違っている

ダイヤル式の宅配ボックスで起こりうるトラブルとして、配達通知書が郵便ポストに入っていない、もしくは暗証番号が記入されていないことがあげられます。

このような場合、まずは配送ドライバーに電話で問い合わせてみましょう。問い合わせ先がわからない場合は、購入元の発送通知のメールを確認したり、宅配業者の営業所などに連絡したりすれば、配送ドライバーの連絡先がわかる可能性があります。

なお、配達通知書に記載されている暗証番号が間違っている場合もあります。こういったケースでもまずは暗証番号を設定した配送ドライバーに連絡。それでも解決しない場合は、マスターキーを持っている管理員か管理会社に相談してみましょう。

【トラブル2】荷物が入っていない

宅配ボックス

ごく稀に、郵便ポストに配達通知書が入っているにもかかわらず、宅配ボックスには荷物が入っていないこともあります。

考えられる理由としては、次の通り。

・宅配業者が荷物を入れる宅配ボックスの番号を間違えた
・宅配業者が荷物を持ち帰ってしまった
・盗難に遭った
・共用の宅配ボックスの暗証番号がすべて一緒になっているなどのため、ほかの居住者が間違えて持ち帰った

このようなケースにおいても【トラブル1】と同様に、一度配送ドライバーに連絡を行い、それでも解決しない場合は管理員や管理会社に相談するしか方法はないといえるでしょう。

【トラブル3】宅配ボックスがいつも埋まっている

「宅配ボックスが埋まっていたので荷物を持ち帰りました」という不在通知を受け取ったことがある方はいませんか?

宅配ボックスは部屋ごとにあるというわけではないため、いつも埋まっているケースもあるでしょう。

配送業者からの荷物の受け渡しが多い場合であれば仕方ないですが、なかには荷物が届いているにもかかわらず、何日も宅配ボックスに入れたまま放置されているものがあり、これが塞いでしまっていることもあります。

このようにほかの居住者への迷惑を考えず、宅配ボックスを専有化する人が増えることでトラブルに発展するケースもあり、管理組合によっては定例理事会の際に宅配ボックスの利用状況を確認しているところもあるといいます。

解決策としては共用の掲示板に注意喚起のポスターなどを設置するのはもちろん、管理規約で「1週間連続で同じボックスが使用中となっている場合は、理事会役員・管理会社・管理員立ち会いのもと、ボックスのなかを確認できる」と規定するなどの方法があげられます。

【トラブル4】子どもが閉じ込められる

大きな宅配ボックスであれば、小さな子供が入れるくらいのスペースも十分にあります。東京消防庁によれば、子供たちがかくれんぼをしていて宅配ボックスのなかに隠れたら、ドアが閉まって開かなくなったという事故も発生しているようです。

宅配ボックスは人目につきにくい場所に設置されていることもあり、子どもが宅配ボックスのなかに閉じ込められたら、長時間見つからない可能性もあります。熱中症になってしまう恐れもあるでしょう。

日頃から子どもに事故の危険性を教えるとともに、宅配ボックスで遊ばないように注意を促しましょう。

宅配ボックスを正しく使うにはルールの明確化が必要

特に日中の不在が多い方にとって、生活に欠かせないものとなりつつある宅配ボックス。ただ、宅配業者が関係するトラブルだけでなく、宅配ボックスの私物化など住人のマナー違反が原因の問題も発生する可能性があります。

そのため理事会などが主体となって、正しい宅配ボックスの使い方を啓蒙していくことも大切です。あわせて管理規約をもとに、宅配ボックスに関するルールの明確化も検討していきましょう。

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