人が不快に感じる音の度合いとは?「騒音レベル」について知ろう!
近隣住民とのトラブルを避けるためにも騒音には気をつけたいところ。しかし、音の感じ方は人それぞれです。自分にとっては気にならない音量でも、他の人は騒音と感じているかもしれません。そこで騒音を客観的に評価する騒音レベルの考え方が大切になってきます。
この記事では騒音の目安となる騒音レベルやその計測方法について解説していきます。
騒音計を手に入れるには?
ここまでは身近な音の数値を紹介してきましたが、では、どうやって音を測定すれば良いのでしょうか。
実は騒音計は一般販売やレンタルも行っているので、管理組合でも個人でも購入でき、音の測定や記録も簡単です。
ちなみに、一般的に購入できる騒音計は大きく「普通騒音計」か「簡易騒音計」に分かれています。
普通騒音計は屋外や工場などで発生する音を測定するときに使用します。表示される数値はプラスマイナスで誤差1.5デシベル以内と、比較的精度の高い測定が可能。ただ高性能であるがゆえに、値段も10万円を超えるものがほとんどです。
とりあえず日常的に発生する騒音のだいたいの数値を計りたいという方は、まずは簡易騒音計で対応しましょう。普通騒音計と比べると精度は劣りますが、お手頃な価格で手に入れることができます。
もっと手軽に計測したい人はスマホアプリも!
無料で利用できるスマホアプリもあります。各アプリのストアで「騒音計」と検索すれば、いくつか無料のものが出てくるので、まずはこういったアプリを使っておおよそのレベルを把握しておくのも有効です。
不快に感じる音は50デシベルを超えてから
今回紹介した騒音の数値はあくまでも客観的な値ですが、50デシベルを超えると人は音に対してストレスを感じるといいます。もし自分自身で気になることがある場合は、まずは自分が発している音がどの程度の数値なのか把握することが、他の人に迷惑をかけず、周囲との人間関係を良好に保つことにつながります。