連載:理事会役員超入門

マンション管理は「管理会社に全部お任せ!」がダメな理由

2020.04.20
マンション管理は「管理会社に全部お任せ!」がダメな理由

マンションは購入して終わりではなく、資産価値を保つためにも継続して管理を行っていくことが大切になります。そこで連載2回目となる今回は、「マンション管理」について詳しく解説していきたいと思います。

管理組合はもちろん、管理会社やマンション管理士などの役割をもとに、マンション管理をどのように行っていくのか見ていきましょう!

「管理会社を変えたい」と思ったら。

マンションを購入した時点ですでに決まっていることの多い管理会社ですが、もしも「業務に不満があり、管理会社を見直したい」と思ったときに、どうやって選ぶのが良いのでしょうか。

ここでは、選ぶときに意識したい2つのポイントについて解説していきましょう。

見積もり金額だけでなくプレゼン内容も重要

管理会社を決めるときにまず気になるのは費用ですが、あわせてその管理の内容についても確認しておく必要があります。選ぶ際には必ず複数社から見積もりを取り、そのうえで管理内容についてのプレゼンテーションを受けたほうが良いでしょう。見積もり金額とプレゼンテーションの内容を参考にしながら、1社に絞り込んでいきましょう。

会社と担当者の両方を見て判断する

例え大手の会社であっても、サービスの質は担当者の経験や知識(保有資格)、能力によって大きく異なることがあります。もちろん担当者に不満があれば、変更を申し入れることもできますが、管理会社を選ぶ段階でも「会社」と「担当者」の両方を見て判断しましょう。

専門家の力も借りながら健全なマンション管理を!

マンション管理を主導で行っていくのは、あくまでも管理組合や理事会、つまりは居住者自身。一方で管理には、専門的な部分も含まれているため、管理組合だけでは対応しきれない部分が多くあります。そこで実務遂行をサポートしてくれる管理会社や理事会の運営を手助けしてくれるマンション管理士など、外部の専門家の力も借りながら、健全なマンション管理を行っていきましょう。

次回は「管理組合」をテーマに、その役割や付き合い方などについて紹介していきます!

イラスト:大野文彰

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この連載について

【連載】理事会役員超入門

マンションだからといって、購入後の管理はすべて管理会社にお任せ!というわけにはいきません。ほとんどのマンションにおいて、理事会の選考は立候補制ではなく、メンバーが入れ替わる輪番制。つまり、居住者誰もが理事会を担当する可能性が。というわけで本連載では、理事会役員になったらまず、これだけは知っておきたい!という超入門知識をご紹介。しっかり知識を身につけて、より良いマンションライフを送りましょう!

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