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犯罪から身を守るための方法は？ マンションの防犯対策を紹介！
2022.12.02
多くの人が出入りしているにも関わらず、セキュリティが不十分なマンションは、住民が犯罪被害に遭ってしまうリスクが高いといえるでしょう。
「空き巣に入られないか不安……」「ストーカー被害が心配」などという方のために、今回はマンションで実践できる防犯対策をいくつかご紹介しましょう。
こんなマンションは不審者に要注意!
不審者に狙われやすいマンションは、外部から侵入しやすい環境であることが多いです。
例えば、エントランスに防犯カメラやオートロックを設置するなどのキュリティ対策が、行われていないケースが当てはまるでしょう。
また、マンションの入り口が人に見られにくい場所である場合も注意が必要です。入り組んだ路地に面していたり、周囲が高い塀や樹木に囲まれていたりするケースが考えられます。
マンションの防犯対策
玄関ドアの施錠を徹底
基本的な対策ですが、玄関ドアの施錠を徹底することが大切です。しかし、ただ備え付けの錠を利用しているだけでは不法侵入を防げない場合もあります。
なぜなら、ドアを破壊したり強引に鍵を開けられたりする可能性があるからです。例えば、ピックと呼ばれる特殊工具で開錠する「ピッキング」や、ドリルでドアに穴を開けてドアロックのつまみを回す「サムターン回し」といった手法が存在します。
そのため、こうした手口が行いにくい錠に交換したり、補助錠を取り付けたりするなどの対策も検討するといいでしょう。
窓からの侵入も防止
玄関ドアだけではなく、窓からも不法侵入されないように注意が必要です。
たとえ施錠していても、工具を用いて開錠されたり、窓ガラスを割られて忍び込まれるケースも考えられます。
そのため、容易に取り外しできないサッシ一体型面格子を窓に設置するなどの対策を行うといいでしょう。窓ガラスに防犯フィルムを貼り付けたり、防犯ガラスに交換するといった方法も効果的です。
防犯グッズを導入する
個人でも簡単に導入できる防犯グッズもおすすめです。
例えば玄関の防犯対策として、TVモニター付きインターフォンの設置が考えられます。これにより来訪者の顔を見て応対できるので、不審者が来たかどうかを判断しやすくなります。
導入に当たっては、設置事業者の配線工事が要らないタイプを選ぶといいでしょう。
一方で窓については、防犯ブザーの設置が可能です。商品にもよりますが、基本的に窓が開閉したり壊されたりすると警報ブザーが鳴る仕組みとなっています。
また、ベランダに人感センサーライトを導入することも可能です。人や動く物体に反応して点灯するので、不審者が侵入しにくい環境となります。
住民間で防犯意識を共有
マンション全体としても、居住者の防犯意識を高めていく必要があるでしょう。共用部に不審者情報のチラシを貼ったり、注意喚起を促す看板・シールを掲示したりする取り組みが考えられます。
また住民を対象とした、防犯意識や防犯設備のニーズを聞くアンケートを行うのも効果的です。
調査結果によっては供用部にオートロックや監視カメラを設置するなど、具体的な対策につながる場合もあります。
防犯対策は入居者確保にもつながる
マンションの防犯対策は、簡単に建物へ侵入できない環境づくりが基本です。
個人でできる対策としては、玄関ドア・窓における施錠の徹底や、防犯グッズの活用などがあります。
マンション全体でも、共用部のセキュリティを強化する必要があるかもしれません。具体的に何を導入するか迷った場合は、比較的簡単に設置できる防犯カメラがおすすめです。
防犯対策を講じることで、安定して入居者を確保できる可能性が高まるでしょう。
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