管理会社の休日にトラブル発生!緊急連絡はどうする?
エレベーターの故障や水漏れなど、マンションの緊急時に頼りになるのが管理会社。対処方法のアドバイスや修理業者の手配など、手厚いサポートを期待できます。
しかし当然、管理会社にも休日があるので、いざというときに連絡がつながらない場合も考えられるでしょう。そこで今回は、管理会社への緊急連絡手段をはじめとした、対応策を解説します。
管理会社が休みのときの対応策
緊急連絡先に電話する
管理会社によっては、営業時間外でも受付可能な、フリーダイヤルを用意しているケースがあります。なかにはコールセンターが設置され、24時間365日、いつでも連絡に応じてもらえるサービスも。
緊急連絡先は管理会社のホームページに掲載されている場合があります。また、通常の連絡先から応答メッセージで緊急連絡先を案内されたり、契約時の資料などに記載されていたりするケースも考えられるでしょう。
また、こうした緊急連絡窓口と合わせて、すぐに現場でトラブルに対応してもらえる緊急駆け付けサービスを提供している管理会社も存在します。
あらかじめ設備の遠隔監視サービスを利用
エレベーターや自動ドアなどの共用設備に関しては、管理会社が24時間遠隔で監視してくれるサービスもあります。
あらかじめサービスに加入しておけば、設備に異常が生じた際、修理のための技術者を自動で派遣するなどの対応をしてもらえます。
住民の緊急連絡を待たずに、迅速に設備を復旧できるのは大きなメリットといえるでしょう。
ただし、手厚いサポートを受けられる代わりに、管理委託料は高くなってしまうので注意しましょう。
緊急連絡先がない場合はどうする?
緊急連絡先がない管理会社も当然あります。管理会社の営業時間外にトラブルが生じたときには、自分で出来る限りの対処を行う必要があります。
例えば専有部分で設備不良が生じた場合、管理会社への連絡を待たず、自ら修理事業者に連絡する選択肢もあります。
事例が比較的多い水回りのトラブルであれば、すぐに対応してくれる事業者も見つけやすいでしょう。
なお修理にかかった費用は基本的に、専有部分であれば区分所有者、共用部分であればマンション管理組合の負担となります。
緊急時に備えてやっておくべきこと
管理会社に緊急連絡先がある場合、ホームページのどこに掲載されているか確認したり、電話番号をわかりやすいところにメモしたりしておくべきでしょう。
管理会社によっては事前に連絡先が書いてあるシールを配布してくれる場合もあるほか、管理室の窓などにコールセンターの電話番号を貼り付けているケースもあります。
まずは緊急連絡先の確認から!
管理会社によっては、24時間365日、いつでも緊急の連絡に対応してくれる場合があります。まずはあらかじめ、緊急連絡先の電話番号を控えておくことが大切です。
緊急連絡先が利用できない場合には、対応してくれる事業者を自ら呼ぶなどの対応策を考えておかなければなりません。
エレベーター事故や水回りのトラブルなど、設備不良は長時間放置しておくと取り返しのつかない事態にもなりかねません。事前にしっかりと備えておきたいですね。