引っ越しの挨拶品は「老若男女に喜ばれる」が鍵! オススメの品は?
新たな土地で人間関係を円滑に進めるための手段ともいえる、引っ越しの挨拶。「手ぶらで行くのもなんだから……」と、挨拶品を持っていくケースも多いでしょう。ただ、何を持っていけばいいのかは悩みどころ。そこでこの記事では、品物を選ぶときのポイントを踏まえて、オススメの挨拶品を紹介していきます。
品物を選ぶポイントは?
引っ越しの挨拶ギフトを選ぶときは、「どんな人にも」喜ばれることを前提とすること。贈る相手は年齢や性別が異なる複数の方になる場合が多いので、老若男女問わず好まれるものを選択しましょう。この前提を踏まえて、次に4つのポイントを紹介します。
【ポイント1】ずっと残らない
引っ越しの挨拶品は初対面の方にも渡すものなので、ずっと残るようなものではない方が良いでしょう。関わりの深い場合を除き、写真立てや身につけるものなど、意味深長に受け取られかねないものは避けた方が賢明です。お菓子や衛生用品など、後に残らないものが、挨拶品としては適しています。
【ポイント2】誰もが日常生活で使う
贈る相手は特定の1人とは限らないため、年齢や世帯数によって使わないものではなく、多くの人が日常の生活で必ず使うようなものが良いでしょう。
「自分が好きな物」ではなく、万人受けする一般的な商品の方が無難です。初対面の人から、好みの分かれるようなあまりメジャーではないものをもらうと、不信感が生まれてしまう可能性もあります。
【ポイント3】安価でコンパクト
あくまでも挨拶に添えるための品ですので、大きなものや高額なものは避けたほうが賢明です。特に高額な品物は、「こちらからも何かお返ししたほうがいいのかな……」と、相手に気を遣わせてしまうことにもなりかねません。
相手が留守であることも想定して、ポストに入ったり、ドアノブに引っ掛けられたりするサイズのものを選ぶというのも手です。
【ポイント4】日持ちする
近隣の方が出張や帰省などで長期間、家を空ける可能性も考慮し、生ものや賞味期限が近い食べ物などは控えたほうが安心です。
食べ物にする場合には、賞味期限が1~2か月はあるものを選択するようにしましょう。相手に「早く食べなきゃ」と、余計な気を使わせることもありません。
引っ越しの挨拶品として喜ばれる具体例も紹介!
では、挨拶で渡す品物はどういったものが良いでしょうか。具体的な品物を例にあげながら紹介していきます。
【挨拶品1】お菓子
引っ越しの挨拶に限らず、贈答品として渡す機会が多い菓子折り。前述したように賞味期限に気を付けるとともに、老若男女問わず好まれるものを選びましょう。
「テレビで紹介されたおしゃれなお菓子」というよりは、クッキーやせんべいのような定番なのお菓子の方が、好みが分かれることもありません。なおかつ1個ずつ包装されたお菓子であれば、「封をあけたけど、食べきれない……」といったことにもなりません。世帯数の少ない家族でも食べきりやすいものを選んで。
【挨拶品2】お米
最近では、ちょっとしたお礼や挨拶にぴったりな、数百グラムのサイズのお米もあります。値段も500円ほどからと、お手頃。ただ、単身者の中には自炊されない方もいるので、単身者向けのマンションへ引っ越す場合などには不向きかもしれません。
ファミリータイプ向けのマンションへの引っ越しで、少し趣向を変えた挨拶品を探している方は検討してみましょう。
【挨拶品3】タオル
タオルも定番アイテムのひとつ。ただ、タオルといってもふきんやハンカチ、ハンドタオルなどタイプもさまざま。ふきんであればどの家庭でも使いやすいと思いますが、ハンカチやハンドタオルを選ぶ場合は、性別や年齢を選ばない無地なデザインが良いでしょう。
【挨拶品4】ティッシュなどの衛生用品
「どの家庭でも必ず使うもの」「もらって困らないもの」といえば、ティッシュなどの衛生用品。少し上質な紙を使っているものや、丁寧に梱包されたものであれば、日用品も立派な挨拶品となります。
「どんなお菓子にしよう?」「どんな柄のタオルにしよう?」と悩んでしまう方は、日用品なら色や柄の選択肢も少ないので選びやすいかもしれません。
【挨拶品5】洗剤などのクリーニング用品
洗剤などのクリーニング用品もどの家庭でも使うものであり、引っ越しの挨拶品として定番。ただ、海外製のものなどは好みが分かれるため避けたほうが無難です。
クリーニング用品こそ万人受けする、昔からの定番商品を選びましょう。
【挨拶品6】ラップ・保存容器の詰め合わせ
ラップ1つだけ渡すのは素っ気ない感じがしますが、最近では、ラップや保存用バッグなどを詰め合わせたギフト専用パックもあります。ストックしておいても邪魔にならず、実用性も高いので案外と重宝されるかもしれません。