駐車場をコンクリートで舗装したい! その費用や上手な方法とは?
駐車場をコンクリートで舗装したいと思ったとき、まず気になるのが費用ではないでしょうか。業者に見積もりを依頼する前に、提示された金額が適正かを判断するための目安として、おおよその相場は知っておきたいところ。この記事では費用面を柱に、依頼後の作業が見積書に沿った内容かどうかの参考として、工事の大まかな流れなども紹介していきます。
依頼する前にチェックを! 見積書を見るときのポイント
駐車場をコンクリートにするにあたって、業者に見積もりを依頼することがほとんど。そこで見積書を確認するときのポイントについても、事前に知っておきましょう。
見積書の項目は「一式」として省かれていないか
作業内容が「一式」として、まとめられている見積書には気をつけましょう。作業内容の内訳が正確に把握できないため、何にどのぐらいの費用がかかっているのか判断のしようがなく、金額が必要以上に上乗せされてしまっているケースもあります。
また「諸経費」としてまとめられている項目に関しても、本来は不必要な費用まで含んでいる場合があります。一式や諸経費には何が含まれているのか、具体的な説明を求めてみましょう。
残土処理費のかさ増しに注意
駐車場をコンクリートに舗装する場合、前文でも紹介した通り、土を取り除く作業を実施します。その費用として、見積もりには残土処理費という項目が設けられていますが、残土量を必要以上に上乗せすることで費用をかさ増しているケースもあります。
残土処理費は、駐車場の面積(㎡)×排出する土の深さ(m)で算出できる残土量に、1㎥当たり8000~1万1000円程度の単価をかけて導き出すのが一般的です。例えば排出する土の深さが20cm(0.2m)だとすると、15㎡のスペースの残土処理費は2万4000〜3万3000円(15㎡×0.2m×8000〜1万1000円)です。
ここまで紹介した計算式をもとに算出した数字が見積もりの金額と大きくかい離していないか、念のため確認しておきましょう。
コンクリートなら補修工事の頻度も少なくて済む!
施工費用がやや高いものの、強度や耐久性に優れるため、補修工事の頻度も少なくて済むコンクリート。1台分の駐車スペースを舗装するためには、だいたい17万3000円ほどが目安だと考えられます。あわせて、今回紹介した工事の流れなども参考にしながら、信頼できる業者を見極めましょう。