暮らしの悩み

マンションの内廊下と外廊下、メリット・デメリットを知りたい!

2020.05.18
マンションの内廊下と外廊下、メリット・デメリットを知りたい!

マンションの廊下には「外廊下」と「内廊下」の2種類があります。外廊下は建物の外に開放されたタイプで、「開放廊下」とも呼ばれています。一方で内廊下は建物の内側にあり、ホテルなどの宿泊施設にある廊下と同じタイプです。

この記事では、双方のメリット・デメリットを紹介していきますので、どちらが自分の住まいに適しているのか確認してみましょう。

内廊下のメリット

まずはホテルのように建物の内側にある内廊下のメリットについて、改めて整理をしてみました。

【メリット1】天候に左右されない

これは容易に想像できることですが、通る際に雨風や雪、日差しなどの影響を受けることがないのは大きなメリットといえます。風の影響で花粉などのアレルギー物質が飛んでくる心配もありません。

内廊下は建物の内部にあるため、空気のこもりやすいさを心配する方もいるかもしれませんが、24時間換気システムが導入されている場合がほとんど。冷暖房も設置されていれば、夏の暑さや冬の寒さを感じずに済みます。

【メリット2】ホテルのような高級感

特に高級マンションを中心に、都心では内廊下を採用する建物が増えているといいます。

なかでも「ホテルライク」を謳うマンションの内廊下は、カーペットを敷くことで高級感のある内装となっており、BGMを流すなど、快適な空間を追求しています。

【メリット3】プライバシーを守りやすい

内廊下のマンションは建物の外側から見えないため、「どの部屋に住んでいるのか」「いつ帰ったのか」「いつ外出するのか」など、外から観察されることもありません。

特に1階部分など、廊下から外部の人間が侵入する心配もないという防犯上のメリットもあります。

内廊下のデメリット

内廊下は日光が遮断されてしまうため、照明の明かりだけだと常に薄暗く、閉塞感を覚えてしまう物件もなかにはあります。また、安全性を確保するため、廊下に私物を置くことが禁止されている点も人によっては窮屈に感じるかもしれません。

そのほかのデメリットについても、以降で確認していきましょう。

【デメリット1】管理費や修繕費が高い

カーペットを敷くなど、内廊下のメリットでもある高級感を維持するためには、外廊下以上にコストが高くなることが予想されます。高級な仕様であるほど、修繕時の資材・施工費もかさむといえるでしょう。

また常に空調や照明がついているのは便利ですが、その分、電気代がかかることも忘れてはいけません。こういった共用部の電気代は、毎月納めている管理費からまかなわれることになるため、費用が高額になる可能性も頭に入れておきましょう。

【デメリット2】臭いや湿気がこもりやすい

24時間換気とはいうものの外廊下と比べると内廊下は閉鎖された空間のため、臭いや湿気がこもりやすいといえます。強制換気をするとしても、非常階段の扉を開けて内廊下内の空気を追い出す程度の対応にとどまるでしょう。

清掃の状態や居住者のマナーによっては、住戸から漏れ出たペットや生ゴミ、食事や香水の臭いがこもることもあります。

【デメリット3】火災時のリスクが高まる

内廊下は密閉状態ですから、煙や有毒ガスが充満しやすくなり、外廊下よりも被害を大きくする可能性もあります。

また、開口部が少なく救助する際の経路が限定されてしまうため、避難や救出が難しいといったデメリットも考えられるでしょう。

外廊下のメリット

外廊下

続いて、外廊下のメリットについて確認していきましょう。

【メリット1】開放的で通気性が良い

外廊下は外気に触れることになるため、通気性に優れるといったメリットがあります。外廊下からの眺めが良ければ、開放感を感じることもできるでしょう。

玄関のドアを開けるだけで新鮮な空気が入ってくるため、住戸内の換気を簡単に行えるのも大きなメリットです。外廊下に面した窓があれば、そこと反対にあるベランダ側の窓も開放して風の通り道を作れば、住戸内全体を効率的に換気をすることもできます。

【メリット2】住戸内が明るくなる

日当たりの良い向きに外廊下があり、さらに外廊下側に窓があれば、日差しによって住戸のなかも明るくなります。天気が良ければ、電気を点けなくて済むため、節電にもつながりそうです。

【メリット3】火災時の被害軽減につながる

火事が発生した際、外廊下は通気性が良いため、煙が充満する可能性を軽減できます。また、立地によっては消防車のはしごがかけられたり、外から確認できたりするため、消化や救助活動も内廊下と比べるとスムーズにいくのではないでしょうか。

災害時に避難経路を確保しやすいこともメリット。1階であれば廊下の柵を乗り越えて、すぐに避難することが可能です。上層階であっても、外に向かって助けを呼びやすいといえます。

外廊下のデメリット

外廊下には、外部にむき出しであるがゆえのデメリットも存在します。

【デメリット1】気候の影響を受けやすい

外廊下では玄関を出るとすぐ外気に触れることになるため、夏は暑く、冬は寒いといった自然環境の影響をダイレクトに受けます。

雨や雪が降る日は、風向きによって廊下に入り込んでくることもあり、屋根があっても傘を差さないと濡れてしまうこともあるでしょう。強風がひどい場合は、住戸内に砂や埃が入り込んでくる可能性も考えられます。

【デメリット2】外から出入りの様子が見える

住人の出入りの様子が丸見えのため、プライバシー上の不安もあります。部外者の侵入経路にもなりやすいので、セキュリティ面で心配する人もなかにはいるでしょう。特に女性の場合は、部外者が侵入しやすい低層階に住むのはできるだけ避けたいところです。

内廊下・外廊下、あなたにはどっちが合う?

防犯や高級感を追求したいのなら、内廊下がおすすめといえそうです。外部から玄関が確認できないため、プライバシーを重視したい人に向いています。

一方で外廊下は管理費などが安い点が魅力。また眺望などの開放感や通気性に優れるほか、火災時の被害を軽減できるなどのメリットがあります。

今回紹介したメリット・デメリットを踏まえて、自分のライフスタイルに合ったタイプを検討してみましょう。

この記事を誰かに知らせる/自分に送る

マンション暮らしに役立つ書籍を無料配布中!

  • 2020年マンション最新トレンド
  • みんなはどうしてる?マンション管理組合の取り組み事例集
  • 管理組合の方向けお役立ちノート

※画像はイメージです

MAGAZINEおすすめ連載

ついにやって来た!大規模修繕
理事会役員超入門
となりの管理組合
これで解決!マンション暮らしのトラブル
APARTMENT LIFE GUIDE BOOK
¥0

無料
ダウンロード

マンション居住者のお悩み解決バイブル!

『マンション暮らしのガイドブック』

最新マンショントレンドや理事会の知識など、
マンションで暮らす人の悩みや疑問を解決するガイドブック。
ここでしか手に入らない情報が盛りだくさん!

※画像はイメージです。実際のガイドブックとは異なる可能性があります。

LINE
OPENCHAT

ラインオープンチャットで
みんなに相談しよう!

無料配布中!

このサイトでは、アクセス状況の把握や広告配信などのためにクッキー(Cookie)を使用してしています。このバナーを閉じるか閲覧を継続した場合、クッキーの使用に同意したこととさせていただきます。なお、クッキーの設定や使用の詳細については「プライバシーポリシー」のページをご覧ください。