理事・管理

マンションの正しい換気方法は? 24時間換気システムも解説

2023.11.01
マンションの正しい換気方法は? 24時間換気システムも解説

換気不足で室内の空気が滞留すると、健康に悪影響をおよぼすおそれがあります。この記事ではマンションにおける正しい換気方法や、24時間換気システムについて解説します。

マンションには24時間換気システムの導入が義務づけられている

2003年7月以降24時間換気システムの設置が義務化されている

24時間換気システムとは、その名の通り24時間機械を用いて吸気と排気を行うシステムです。窓を開けずに室内外の空気を循環させ、室内の空気を常にきれいに保つ効果があります。

昔の日本家屋は風通しがよく、自然に空気の入れ換えが可能でした。一方で通気性の高い建物は冷暖房効果が低いデメリットがあり、その点を補うため近年は建物の高気密、高断熱化が進められました。その結果、換気性が低い建物が増えたのです。

その後、換気不足によるシックハウス症候群等の健康被害対策が社会問題に。それを受け、マンション・戸建てを問わず2003年7月以降に着工した建物は、24時間換気システムの設置が建築基準法で義務化されました。

ただし、2003年以前に建設が完了しているマンションなど、24時間換気システムが設置されていない物件もまだまだ多くあります。

マンションの正しい換気方法3つ

(1)24時間換気システムを「ON」にする

(3)扇風機・サーキュレーターを利用する

24時間換気システムはいつでも「ON」と「OFF」を切り替えられます。室内の空気をきれいに保つために、常にONの状態にしておくことが推奨されています。

電気代が気になる、音がうるさいなどの理由でOFFにしたまま放置してしまうと、室内に化学物質が滞留してしまうことにつながります。また、湿気がこもりカビやダニが繁殖する原因にもなりうるでしょう。

システムや住戸の規模にもよりますが、24時間換気システムの電気代は月に150円から400円程度といわれています。音が気になる場合には、防音フィルターを取り付ける手もあります。

シックハウス症候群等の健康被害を防ぐためにも、室内は常に換気された環境にしておくのが望ましいです。

(2)2ヵ所の窓を開ける

室内の空気を循環させるには、2カ所以上の窓を開けておくのも効果的です。

なるべく離れた対角線上の2カ所の窓を開け、空気の通り道を作ると効率よく家中の換気できます。もしも間取りの都合で対角線上の窓を開放できない場合は、複数の窓や扉を開放して空気の通り道を作りましょう。

(3)扇風機・サーキュレーターを利用する

扇風機・サーキュレーターが空気の入れ換えに役立つ

窓のない住戸の場合は、ドアを開放し入り口から外に向かって風を送れば空気の入れ換えができます。送風には扇風機やサーキュレーターを使うと簡単に換気できておすすめです。

ただし、風を送る方向を間違えないように注意が必要です。外から中に向かって送風すると、汚れた空気が室内に滞留してしまいます。必ず、中から外へ向かって扇風機やサーキュレーターを設置しましょう。

マンションの適切な換気頻度は2時間に1回

マンションの換気の適切な頻度は、2時間に1回程度が目安です。5〜10分程度窓や扉を開放するだけで、十分な換気ができます。

なお、24時間換気システムが設置されている場合は、さらに換気する必要はありません。システムに任せておくだけで室内の換気は問題なく実施されるようになっています。

マンションの設備に合わせ、適切な換気をする

シックハウス症候群などの健康被害対策のためにも、適切な換気で室内の空気をきれいに保つことは欠かせません。間取りを考慮し、なるべく離れた場所の窓や扉を開けると、空気の通り道ができて効率よく換気が可能です。

24時間換気システムが設置されている場合は機械に任せるだけで問題なく換気できます。一方で、古い建物でシステムが設置されていない、あるいは室内に窓がない場合は2時間に1回を目安に空気を入れ換えるのが望ましいです。

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