理事・管理

ゴミ捨て場の管理、どうすればいい? よくあるトラブル対処法も解説!

2020.09.20
ゴミ捨て場の管理、どうすればいい? よくあるトラブル対処法も解説!

ほとんどのマンションには、住民専用のゴミ捨て場が設置されます。住民にとっては便利ですが、臭いや不法投棄などのトラブルが起きるケースもあるため、管理体制を整えることも大切です。

今回は、そんなゴミ捨て場の適切な管理方法について解説。よく起きるトラブルの対処法まで紹介していきます。

マンションに必須のゴミ捨て場

そもそもマンションにゴミ捨て場がないと、住民はどこにゴミを捨てれば良いのか分からず、困ってしまいます。本来、指定されていない場所にゴミを捨ててしまい、管理が余計大変になるかもしれません。

そのためゴミ捨て場がマンション敷地内にあると、すぐにゴミを出せて便利。夜間のゴミ出しも、敷地内を歩くだけで済むため、防犯上も安心です。

しかしベランダの真下など、あまりに住戸と近すぎると臭いが気になることもあります。住民の動線を考えて、設置場所も検討したほうが良いでしょう。

「24時間ゴミ出し可能」は便利な反面、維持管理が大変……

マンションによっては、24時間いつでも好きなときにゴミを出せる物件もあります。収集日をうっかり忘れてしまうことがなく、自分の部屋にゴミがたまらないので人気です。

しかし、24時間ゴミ出し可にすると、ゴミ捨て場には常にゴミがある状態となります。不衛生になりやすいので、ゴミ捨て場の清掃や手入れなど、しっかりとした管理体制が必要です。通常のゴミ捨て場に比べて、どうしても維持管理コストは高くなるでしょう。

マンションのゴミ捨て場の種類

ゴミ捨て場の種類は、主に以下の3つです。それぞれメリットとデメリットがあるので、マンションに合ったタイプを選びましょう。

【タイプ1】路上型

路上型

建物沿いの路上に、ネットなどを設置するタイプです。マンション住民専用ではなく、地域の方との共用である場合が多いです。

敷地内にスペースを確保する必要がないため、土地を広く使えるのがメリット。また、設置費用もかかりません。

ただし、風でゴミが飛ばされたり、カラスやネコなどに荒らされたりする可能性は高まります。ゴミのポイ捨てや、未回収ゴミの放置などの懸念もあるでしょう。

【タイプ2】開放型

開放型

路上やマンション敷地内に、ブロック塀などで囲ったゴミ捨て場を設けるタイプです。ある程度の費用はかかりますが、後述する密閉型と比べると安く抑えられます。

壁があるため、風の影響は受けにくくなります。ただし、カラスやネコにゴミが荒らされる可能性はあるので、別途ネットなどの対策が必要となるでしょう。

なお鍵がかからないため、マンション住民以外にゴミを捨てられる可能性もあります。

【タイプ3】密閉型

密閉型

敷地内に大きなゴミ箱や小屋を設置するタイプです。設置費用は高めですが、密閉されているのでネコやカラスなどに狙われにくくなります。

また、悪臭がしにくく、景観を汚すこともありません。入居希望者に「管理が行き届いている物件」というイメージも与えられるかもしれません。

鍵をかけて管理すれば、不法投棄などのリスクも減らせるでしょう。

マンションで起きやすいゴミ捨て場トラブル例

さまざまな人が暮らすマンションでは、ゴミ捨てのマナー違反などがトラブルにつながることもあります。

どのようなトラブルが起こりやすいのかを事前に知って、対策を考えましょう。

【トラブル1】ゴミの臭い

よく起きるのが、ゴミが腐って悪臭を発してしまうトラブル。住民の不満の種になりやすく、近隣への迷惑にもなります。

特に夏場は腐るスピードも早くなるため、いつも以上にゴミ捨て場の清掃回数を増やし、清潔に保つ必要があるでしょう。未回収ゴミが悪臭の原因になるケースもあるので、住民への分別ルール周知も大切です。

【トラブル2】入居者のルール違反

「ゴミがきちんと分別されていない」「収集日を守らない」など、住民のマナー違反によるトラブルもしばしば起きます。

分別や回収時間などのゴミ出しルールは、自治体やマンションによって異なります。そのため引っ越してきたばかりの方だと、ルールを勘違いしているかもしれません。また自治体の分別ルールが複雑で、面倒だからと守らない方もいるでしょう。

対策方法は、住民への注意喚起やルール周知。ポスター掲示や、各住戸へのチラシ配布などで、地道に伝えていきましょう。

【トラブル3】住民以外の不法投棄

マンションの敷地内に設置したゴミ捨て場は、本来、入居者のみが使えるものです。しかし、近隣住民や通行人など、住民以外の方がゴミを捨てていくトラブルが起きることもあります。

ゴミが散らばったり不法投棄された粗大ゴミの処分に困ったり、と住民にとっても管理者にとっても非常に迷惑な行為。犯人探しは難しいので、防犯カメラの設置や常にゴミ捨て場を清潔な環境に保つなど、不法投棄されにくい環境づくりが大切です。

ゴミ捨て場のトラブルを防ぐためにできる管理方法は?

では、ルール違反や不法投棄などのトラブルを防いで、住民がゴミ捨て場を気持ちよく使えるようにするには、どのように管理したら良いのでしょうか。以降でまとめてみました。

【方法1】トラブルが起きにくい環境づくり

まずは、前述したようにトラブルを未然に防ぐ環境づくりが大切です。管理人や住民の目が届きやすい場所にゴミ捨て場を設置する、鍵やセンサーライトをつける、防犯カメラで監視体制をアピールするなどの方法に取り組みましょう。

【方法2】クレームには迅速に対応する

環境整備に力を入れても、トラブルがすべてなくなるわけではありません。もし臭いやゴミの散乱などの苦情が入ったら、早急に対応しましょう。

ゴミ捨て場の管理が行き届いていないと「どうせ誰も見ていないし」とさらなるマナー違反が増えてしまいます。常にゴミ捨て場を清潔に保つことで、不法投棄や分別ルールが破られにくい環境をつくっていきましょう。

【方法3】管理が難しければ清掃業者に依頼する

ゴミ捨て場をきれいに保つには、未回収のゴミを分別して整理したり、こまめに清掃したりと何かと手間がかかります。

管理会社や理事会だけの管理が難しいようであれば、別途、外部の清掃業者に依頼するのも手。費用はかかりますが、管理組合の負担を減らしながら常にゴミ捨て場を清潔に保つことができるでしょう。

ゴミ捨て場の管理は清潔な環境&早急な対応が大事!

マンションのゴミ捨て場で臭いや不法投棄などの問題を防ぐには、そもそもトラブルが起きにくい環境をつくることが大切です。

また苦情がきた場合は、放置せずに早急に対処することで、次のトラブルを防げる可能性もあります。管理会社や理事会だけでの管理が難しい場合は、外部の業者にゴミ捨て場の清掃を依頼する方法も検討してみましょう。

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