暮らしの悩み

自分でできる! 雨漏りの事前対策と応急処置

2020.06.14
自分でできる! 雨漏りの事前対策と応急処置

雨漏りの事前対策や応急処置を自分でするなんてムリ!と諦めていませんか。ところがホームセンターなどで販売されている商品を使えば、自分でできることは意外とあります。ここでは事前対策や応急処置で使えるグッズなどを紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

まずは事前にできる雨漏り対策を紹介!

雨漏りは事前に対策を行っておくことで防ぐこともできます。ここでは外壁などのコーキング補修や防水スプレーでの対策を説明していきます。

【事前対策1】外壁材の隙間を防ぐ「コーキング補修」

コーキング

外壁の雨漏り対策としては、まずコーキング(シーリング)補修があげられます。コーキングとは外壁材の隙間を埋める作業のこと。マンションでは外壁塗装の際の工程に含まれています。ひび割れ箇所にコーキング剤を注入することで、雨漏りの原因になりやすい外壁の隙間を塞ぐことが可能となるでしょう。

ホームセンターでコーキング材を購入して自分で行うこともできますが、塗りムラなどによってコーキング材が持つ本来の機能を十分に活かすことができない可能性もあるため、不安な人は専門業者にお任せしたほうが安心といえそうです。

【事前対策2】吹きかけるだけの「雨漏り防止スプレー」

一方で雨漏り防止スプレーであれば、プロの手を借りることなく素人でも簡単に雨漏り対策ができます。こちらもコーキング材と同じくホームセンターなどで購入可能。外壁の小さな亀裂などを塞いでくれるのはもちろん、防水効果だけでなく外壁の劣化を食い止める効果もあります。

使用するときのポイントは、スプレーする箇所の汚れを拭き取っておくこと。この作業を経ることで、効果が持続しやすいと言われています。乾燥するまでに約1日程度かかるため、天気予報でしばらく晴れが続きそうか確認してから実施しましょう。

雨漏り発生時の応急処置方法と便利グッズ

続いては事前対策だけでなく、雨漏りが発生してしまった場合の応急処置として、あると便利なグッズを紹介していきます。

【1】バケツ・雑巾

バケツと雑巾

雨漏り発生時によく見かける光景ですが、天井からの雨水を受け止めるためにバケツがあれば便利です。下に新聞紙を敷き、中に雑巾を入れておけば、雨水のバケツ外への飛散も防止できるため、電化製品や家財を濡らしてしまう事態を防げます。

【2】ビニールシート・土嚢

雨漏りの発生場所が不明な場合や広範囲に及んでいる場合に活用できます。

屋根を覆う場合は飛ばされないように固定する必要がありますが、石などの転がりやすいものは危険なため、土嚢を利用するとよいでしょう。

なお、雨で泥水となってしまうような細かい砂が入っている土嚢は避けるのが無難です。

【3】防水テープ

防水テープ

屋根や外壁のひび割れ、窓の隙間など、雨漏りしている箇所が特定できている場合は、該当部分に防水テープを貼って浸水を防ぐこともできます。

素材はビニールやアルミなどさまざま。接着効果が弱まらないように水分やホコリを雑巾などで拭いて取り除き、空気が入らないよう端から貼っていきます。

【4】防水シート

防水シート

金属やコンクリート、プラスチックなどにも張り付けられる防水シートであれば、比較的広範囲の雨漏りを防ぐことができます。ハサミでカットできるほど柔らかい素材が多く、雨漏り発生箇所の形状に合わせて覆うといったことも可能です。

発生場所を見つける方法

雨漏りを放っておくと、浸透した雨水によってマンション内部の鉄筋や鉄骨を錆びさせてしまう可能性も考えられます。天井や外壁から侵入してきた雨水は、内部の鉄筋コンクリートや鉄骨を伝わって部屋へと浸水。その過程で、水分に弱い鉄骨や鉄筋が錆びてしまい、マンション自体の強度が低下してしまう恐れもあるのです。

そのほか湿気の増加によってカビが発生しやすくなり、アレルギーや喘息など、健康への影響が出る可能性もあるでしょう。

「少し湿るくらいだし……」と後回しにしている間にも、被害は大きくなり修理費用も増えてしまうため、早めに原因の究明と修繕を実施したいところ。

そこで、基本的な発生場所の探し方を紹介します。

【見つけ方1】水をかけてみる

雨漏りの発生場所を見つける簡単な方法が、「散水調査」です。雨漏りが疑われる場所にあえて水をかけ、原因を特定します。

屋根や壁、ベランダなど、細かい場所から水をかけて調査します。30分程度水をかけて雨漏りしないようであれば、その部分が原因ではないと判断してよいでしょう。

【見つけ方2】目視で確認する

雨漏り部分を目視で確認する場合には、外壁や天井にヒビがないか確認してみてください。

また、壁の繋ぎ目に使われているゴムのようなシーリング材に隙間が生じている可能性もあります。

雨漏り発生後は早急に業者に対処を依頼しよう!

業者

散水調査や目視で原因を確かめられるとはいえ、マンションは一戸建てとは異なり建物の規模が大きく、雨漏りの原因究明が難しいといわれています。そのため雨漏りの対策や修繕は、やはり専門の業者に発注したほうが安心でしょう。

雨漏り診断士など雨漏りの原因や修理に関する知識を有する専門家に見てもらうことで、被害が拡大しないような根本的な処置が可能です。

雨漏りの根本的な解決は業者に依頼するしかない

雨漏り発生箇所を防水テープで覆うなど、応急処置程度であれば自分でも行えますが、それでは根本的な解決にはなりません。そのため雨漏り発生時の対応は、業者に依頼するのが鉄則といえるでしょう。

とはいえすぐに修繕ができない場合もあるため、万が一雨漏りが発生した場合に備えて、今回紹介したグッズを管理組合などで買い揃えておくと安心です。

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